雲をつかむ 2006

丸い掛け時計の無機質な針を、ガラスの温度計に換えてみた。この赤い針は、皮膚の下を脈打つ赤い管のように、季節や時間帯によって伸縮する。ほんの小さな季節の変化に耳をすませれば、普段は意識しないその気配に、はっとするかもしれない。これは雲をつかむような話だろうか。

雲をつかむ

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雲をつかむ

雲をつかむ

[左]一月 水も凍る冬の早朝。
[中]八月 真昼の陽射し。
[右]三月 春の兆し。

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