Hansel&Gretel 2005

付箋にメモをとり、どこかに貼付ける。その行為をデザインできないだろうか。

グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の中で、ヘンゼルは、森の奥で迷子にならないよう、パン屑を落としながら歩いた。翌朝には鳥たちの餌になり、跡形もなく消えてしまうこの痕跡は、記憶の儚さをよく表していると思う。

記憶は儚く、不安定で曖昧で壊れやすい。ヘンゼルの落としたパン屑のように、この付箋にもそんな存在の軽さを与えたいと思った。3種類の大きさの紙を、草木や花をモチーフに切り抜くと、それぞれに美しい影を落とした。

Hansel&Gretel

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